ハングル一覧表と読み方

ハングル(한글)は韓国語を書く文字で、基本は子音14個と母音10個の24文字です。濃音5個と複合母音11個を加えた40文字を、ㅎ + ㅏ + ㄴ = 한(ハン)のように組み合わせて1つの音節を作ります。

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子音

基本の子音14個

ㄱ・ㄷ・ㅂ・ㅈ は、語頭では清音(カ・タ・パ・チャ)に近く、語中では濁音(ガ・ダ・バ・ジャ)に近くなります。カタカナの読みはあくまで目安なので、正確な発音はページの音声で確認してください。

文字名前ㅏと組むと発音のコツ
ㄱ기역(キヨク)가(カ/ガ)語頭はカとガの間、語中はガ。息は強く出さない
ㄴ니은(ニウン)나(ナ)ナ行と同じ
ㄷ디귿(ティグッ)다(タ/ダ)語頭はタとダの間、語中はダ。디は「ティ」、두は「トゥ」
ㄹ리을(リウル)라(ラ)ラ行。パッチムでは舌先を上の歯ぐきにつけたままの「ル」
ㅁ미음(ミウム)마(マ)マ行と同じ
ㅂ비읍(ピウプ)바(パ/バ)語頭はパとバの間、語中はバ
ㅅ시옷(シオッ)사(サ)サ行。시は「シ」
ㅇ이응(イウン)아(ア)最初に来ると音なし。パッチムでは鼻に抜ける「ン」(ng)
ㅈ지읒(チウッ)자(チャ/ジャ)語頭はチャとジャの間、語中はジャ
ㅊ치읓(チウッ)차(チャ)息を強く出す「チャ」
ㅋ키읔(キウク)카(カ)息を強く出す「カ」
ㅌ티읕(ティウッ)타(タ)息を強く出す「タ」
ㅍ피읖(ピウプ)파(パ)息を強く出す「パ」
ㅎ히읗(ヒウッ)하(ハ)ハ行。母音にはさまれると弱くなる
濃音

濃音(のうおん)5個

同じ子音を2つ重ねた濃音は、のどを詰めて、息を出さずに言う音です。日本語の小さい「ッ」のあとの音にそっくりなので、日本語話者には覚えやすい音です。パッチムに使えるのは ㄲ と ㅆ だけです。

文字名前ㅏと組むと発音のコツ
ㄲ쌍기역(サンギヨク)까(ッカ)「まっか」の「ッカ」
ㄸ쌍디귿(サンディグッ)따(ッタ)「やった」の「ッタ」
ㅃ쌍비읍(サンビウプ)빠(ッパ)「やっぱり」の「ッパ」
ㅆ쌍시옷(サンシオッ)싸(ッサ)「あっさり」の「ッサ」
ㅉ쌍지읒(サンジウッ)짜(ッチャ)「ぽっちゃり」の「ッチャ」
母音

基本の母音10個

母音は単独では書かず、音のない ㅇ を前につけます(ㅏ → 아)。日本語の5つの母音より多いので、口の形で区別するのがコツです。

文字単独で書くと読み方発音のコツ
ㅏ아ア日本語の「ア」と同じ
ㅑ야ヤ日本語の「ヤ」と同じ
ㅓ어オ口を縦に大きく開けた「オ」。唇は丸めない
ㅕ여ヨㅓ の前に「イ」をつけた音。口を大きく開けた「ヨ」
ㅗ오オ唇を丸く突き出した「オ」
ㅛ요ヨ唇を丸めた「ヨ」
ㅜ우ウ唇を丸く突き出した「ウ」
ㅠ유ユ唇を丸めた「ユ」
ㅡ으ウ唇を横に引いた「ウ」。「イ」の口で「ウ」と言う
ㅣ이イ日本語の「イ」と同じ
複合母音

複合母音11個

基本の母音を組み合わせた母音です。今のソウルの発音では、ㅐ と ㅔ はほぼ同じ「エ」、ㅙ・ㅚ・ㅞ もほぼ同じ「ウェ」です。

文字単独で書くと読み方発音のコツ
ㅐ애エ口をやや大きく開けた「エ」
ㅒ얘イェㅐ の前に軽い「イ」
ㅔ에エ日本語の「エ」とほぼ同じ
ㅖ예イェ「イェ」。ㅇ と ㄹ 以外の子音のあとでは「エ」に近くなる
ㅘ와ワㅗ + ㅏ。日本語の「ワ」と同じ
ㅙ왜ウェㅗ + ㅐ
ㅚ외ウェㅗ + ㅣ の形だが、今の発音は「ウェ」
ㅝ워ウォㅜ + ㅓ
ㅞ웨ウェㅜ + ㅔ
ㅟ위ウィ唇を丸めてから「イ」
ㅢ의ウイ語頭では唇を横に引いた「ウイ」。子音のあとや2文字目以降では「イ」、助詞の「〜の」では「エ」と読むことが多い
反切表

ハングル表(反切表):子音と母音の組み合わせ一覧

左の子音と上の母音を組み合わせた文字の一覧です。日本の五十音表のように、縦と横で読みます。ㅓ と ㅗ、ㅜ と ㅡ、平音と激音(ㄱ と ㅋ など)はカタカナでは同じになりますが、別の音です。

子音ㅏㅑㅓㅕㅗㅛㅜㅠㅡㅣ
ㄱ가 カ갸 キャ거 コ겨 キョ고 コ교 キョ구 ク규 キュ그 ク기 キ
ㄴ나 ナ냐 ニャ너 ノ녀 ニョ노 ノ뇨 ニョ누 ヌ뉴 ニュ느 ヌ니 ニ
ㄷ다 タ댜 ティャ더 ト뎌 ティョ도 ト됴 ティョ두 トゥ듀 ティュ드 トゥ디 ティ
ㄹ라 ラ랴 リャ러 ロ려 リョ로 ロ료 リョ루 ル류 リュ르 ル리 リ
ㅁ마 マ먀 ミャ머 モ며 ミョ모 モ묘 ミョ무 ム뮤 ミュ므 ム미 ミ
ㅂ바 パ뱌 ピャ버 ポ벼 ピョ보 ポ뵤 ピョ부 プ뷰 ピュ브 プ비 ピ
ㅅ사 サ샤 シャ서 ソ셔 ショ소 ソ쇼 ショ수 ス슈 シュ스 ス시 シ
ㅇ아 ア야 ヤ어 オ여 ヨ오 オ요 ヨ우 ウ유 ユ으 ウ이 イ
ㅈ자 チャ쟈 チャ저 チョ져 チョ조 チョ죠 チョ주 チュ쥬 チュ즈 チュ지 チ
ㅊ차 チャ챠 チャ처 チョ쳐 チョ초 チョ쵸 チョ추 チュ츄 チュ츠 チュ치 チ
ㅋ카 カ캬 キャ커 コ켜 キョ코 コ쿄 キョ쿠 ク큐 キュ크 ク키 キ
ㅌ타 タ탸 ティャ터 ト텨 ティョ토 ト툐 ティョ투 トゥ튜 ティュ트 トゥ티 ティ
ㅍ파 パ퍄 ピャ퍼 ポ펴 ピョ포 ポ표 ピョ푸 プ퓨 ピュ프 プ피 ピ
ㅎ하 ハ햐 ヒャ허 ホ혀 ヒョ호 ホ효 ヒョ후 フ휴 ヒュ흐 フ히 ヒ
組み立て

ハングルの読み方:文字の組み立て

ハングルは1文字が1音節です。左上に子音(音がなければ ㅇ)、その右か下に母音、必要なら一番下に子音(パッチム)が来ます。

文字組み立て読み方ポイント
가ㄱ + ㅏカ子音と縦長の母音は左右に並べる
고ㄱ + ㅗコ子音と横長の母音は上下に重ねる
아ㅇ + ㅏア音のない ㅇ が子音の位置を埋める
한ㅎ + ㅏ + ㄴハン一番下の子音がパッチム
글ㄱ + ㅡ + ㄹクル横長の母音とパッチム
밥ㅂ + ㅏ + ㅂパプ下の ㅂ は唇を閉じて止める「プ」
꽃ㄲ + ㅗ + ㅊッコッ濃音で始まり、下の ㅊ は「ッ」で止める
닭ㄷ + ㅏ + ㄹ + ㄱタクパッチムが2つ。単独で読むときは ㄱ だけを発音する
パッチム

パッチム(받침):下に来る子音の読み方

文字の一番下に来る子音を 받침(パッチム)と言います。下に来る文字は多くても、音は7種類だけです。k・t・p の音は口の形を作ったまま止め、日本語のように「ク」「ト」「プ」と母音をつけないのがコツです。下の ㅎ は、母音の前では発音せず(좋아 は「チョア」)、ㄱ・ㄷ・ㅈ の前では次の子音を息の強い音に変えます(좋다 は「チョタ」)。

下に来る文字音例
ㄱ ㅋ ㄲk(「ク」と言いかけて止める)책(チェク、本)、부엌(プオク、台所)、밖(パク、外)
ㄴn(「あんない」の「ン」)산(サン、山)、눈(ヌン、目・雪)
ㄷ ㅅ ㅆ ㅈ ㅊ ㅌ ㅎt(「ッ」で止める)옷(オッ、服)、낮(ナッ、昼)、꽃(ッコッ、花)、밭(パッ、畑)
ㄹl(舌先を上につけたままの「ル」)물(ムル、水)、말(マル、言葉・馬)
ㅁm(「さんま」の「ン」。唇を閉じる)밤(パム、夜)、김(キム、のり)
ㅂ ㅍp(唇を閉じて止める)밥(パプ、ご飯)、앞(アプ、前)
ㅇng(「まんが」の「ン」。口を開けたまま)강(カン、川)、방(パン、部屋)
五十音

あいうえおのハングル表(五十音の書き方)

日本語の名前や地名をハングルで書くときの一覧です(韓国の外来語表記法によるつづり)。か行・た行は、語頭では 가・다、2文字目以降では 카・타 と書き分けます(다나카=田中)。「ん」は下に ㄴ、「っ」は下に ㅅ をつけ(삿포로=札幌)、長音は書きません(도쿄=東京)。SNSなどでは別のつづりも見かけます。

行あ段い段う段え段お段
あ行あ 아い 이う 우え 에お 오
か行か 가/카き 기/키く 구/쿠け 게/케こ 고/코
さ行さ 사し 시す 스せ 세そ 소
た行た 다/타ち 지/치つ 쓰て 데/테と 도/토
な行な 나に 니ぬ 누ね 네の 노
は行は 하ひ 히ふ 후へ 헤ほ 호
ま行ま 마み 미む 무め 메も 모
や行や 야-ゆ 유-よ 요
ら行ら 라り 리る 루れ 레ろ 로
わ行わ 와---を 오
が行が 가ぎ 기ぐ 구げ 게ご 고
ざ行ざ 자じ 지ず 즈ぜ 제ぞ 조
だ行だ 다ぢ 지づ 즈で 데ど 도
ば行ば 바び 비ぶ 부べ 베ぼ 보
ぱ行ぱ 파ぴ 피ぷ 푸ぺ 페ぽ 포
覚え方

ハングルの覚え方のコツ

子音は口の形の絵として覚える

ハングルの子音は、発音するときの口や舌の形をもとに作られました。ㄱ は舌の奥が上あごにつく形、ㄴ は舌先が上の歯ぐきにつく形、ㅁ は閉じた口、ㅅ は歯、ㅇ はのどの形です。

母音は「点」「横線」「縦線」の組み合わせ

母音は、天を表す点、地を表す横線、人を表す縦線の3つから作られています。縦線の右に点があれば ㅏ(ア)、左なら ㅓ(オ)。点が2つになると ㅑ(ヤ)、ㅕ(ヨ)のように「ヤ行」の音になります。

反切表を五十音表のように読む

子音と母音の組み合わせは、日本語の五十音表と同じ考え方です。上の反切表を「カ、キャ、コ、キョ」と声に出しながら、1行ずつ読んでいきましょう。

平音・激音・濃音をセットで覚える

ㄱ ㅋ ㄲ、ㄷ ㅌ ㄸ、ㅂ ㅍ ㅃ、ㅈ ㅊ ㅉ は3つで1組です。線が加わると(ㄱ → ㅋ、ㄷ → ㅌ、ㅈ → ㅊ)息を強く出す激音、同じ文字を2つ重ねると小さい「ッ」のあとのような濃音になります。

3つの「ン」を区別する

日本語の「ン」は、ハングルでは3つに分かれます。「あんない」の「ン」が ㄴ、「さんま」の「ン」が ㅁ、「まんが」の「ン」が ㅇ です。舌と唇の位置を意識すると、聞き分けやすくなります。

知っている言葉で読む練習をする

김치(キムチ)、커피(コピ)、서울(ソウル)のように知っている言葉や、自分の名前、好きなアイドルの名前をハングルで読み書きすると、早く定着します。

声に出して確かめる

文字の形よりも難しいのは発音です。音声をまねして声に出し、ㅓ と ㅗ がきちんと違って聞こえるかを確かめましょう。Tooterでは、あなたの発音をAIチューターがその場で直してくれます。

練習

ハングルを読んでみよう

1文字ずつ読んでから、音声とカタカナで確認しましょう。日本語と音が似ている漢字語もあります。

한국ハングク韓国
한국어ハングゴ韓国語

국 の下の ㄱ が次の ㅇ に移って「ハン・グ・ゴ」と読みます。

서울ソウルソウル
김치キムチキムチ
커피コピコーヒー

韓国語には f の音がないので ㅍ で書きます。長音もありません。

사랑サラン愛
친구チング友だち
일본イルボン日本
도쿄トキョ東京

長音は書かないので、「トーキョー」ではなく 도쿄 です。

가족カジョク家族

漢字語で、日本語の「かぞく」と音が似ています。

약속ヤクソク約束

日本語の「やくそく」とほぼ同じ音の漢字語です。

감사합니다カムサハムニダありがとうございます

합니다 は「ハムニダ」と読みます。ㅂ のあとに ㄴ が来ると、ㅂ が「ム」の音に変わるためです。

チューターと声に出して練習する
FAQ

よくある質問

ハングルとは何ですか?「ハングル語」とは言わないのですか?

ハングル(한글)は韓国語を書くための文字の名前で、言葉そのものは「韓国語」です。そのため「ハングル語」という言い方は正確ではありません。ハングルは1443年に世宗(セジョン)大王が作り、1446年に「訓民正音」として公布されました。

ハングルは全部で何文字ありますか?

基本は子音14個と母音10個の24文字です。濃音5個と複合母音11個を合わせると、ふだん使う文字は40個になります。

ハングルの読み方の基本は?

1つのかたまりを1音節として、左上の子音、母音、下のパッチムの順に読みます。한 は ㅎ(h)+ ㅏ(a)+ ㄴ(n)で「ハン」です。文は日本語の横書きと同じく、左から右へ読みます。

ハングルの効率的な覚え方は?

まず基本の母音10個と子音14個を覚え、反切表を五十音表のように声に出して読むのがおすすめです。平音・激音・濃音をセットで覚え、知っている言葉や自分の名前をハングルで書いてみると、定着が早くなります。

ハングルはどれくらいで読めるようになりますか?

毎日少しずつ練習すれば、文字そのものは数日から1週間ほどで覚えられる人が多いです。すらすら読んで正しく発音できるようになるには、声に出して読む練習をさらに数週間続けましょう。

自分の名前をハングルで書くにはどうすればいいですか?

上の「あいうえおのハングル表」を使います。たとえば田中(たなか)は 다나카、さくらは 사쿠라 です。か行・た行は、語頭では 가・다、2文字目以降では 카・타 になる点に注意しましょう。

ㅓ と ㅗ、ㅜ と ㅡ はどう違いますか?

カタカナではどちらも「オ」「ウ」になりますが、口の形が違います。ㅓ は口を縦に大きく開けて唇を丸めない「オ」、ㅗ は唇を丸く突き出す「オ」です。ㅜ は唇を丸める「ウ」、ㅡ は唇を横に引いた「ウ」です。

ハングル検定を受けたいとき、まず何をすればいいですか?

日本では「ハングル」能力検定試験(ハン検)と、韓国政府が実施するTOPIK(韓国語能力試験)がよく知られています。どちらも一番やさしい級からハングルが読めることが前提なので、まずこのページの40文字を読めるようにしましょう。

ハングルが読めたら、次は声に出して話してみましょう。

いくつかの質問に答えて、チューターと声に出して練習しましょう。

更新日:2026年11月3日 TooterのチューターはAIのキャラクターで、人間の講師ではありません。 読み方はカタカナ(目安)で示しています。